雨樋工事

雨樋(あまどい)とは

雨樋は建物を雨水から守る役目があります。
屋根から流れる雨水を集め、下水に流してくれる設備なのです。
雨樋が設置されていなかったり、壊れてしまっている住宅は、屋根から流れる雨が全て軒先から外壁へ伝っていってしまいます。外壁が雨水に晒されることにより、腐食などの劣化を早めてしまう原因にも繋がります。
屋根面には風などで舞い上がった土や埃が付いている為、屋根を伝う雨水は非常に汚く、外壁や建物周辺を汚す原因にもなります。そうすると、単に美観を損ねるだけでなく、雨漏れの原因となってしまうのです。
雨樋をつけることで、外壁を伝わずしっかりと雨水を下水へ流すことができ、そういった被害から建物を守ってくれます。

騒音対策

雨樋は雨音による騒音を対策する役割もあります。
軒先から垂れた雨水が滴り落ち、地面に跳ねることで騒音が発生してしまいます。また、隣家の敷地内に跳ねたり、垂れ落ちる雨音が、時に騒音トラブルの原因にもなってしまうのです。
そうならないよう雨樋があることによって雨水は適切に下水へ運ばれ、騒音等の対策になるのです。

シロアリ対策そのほか

雨樋はシロアリ対策の役割もあります。雨水が軒先から地面に落ちると、建物の基礎周りが濡れやすくなってしまいます。基礎周りの湿気はシロアリが住み着く条件にもなっている為、シロアリ被害に遭いやすい環境になってしまいます。
雨樋が適切に雨水を下水に運ぶことによって基礎周りが濡れることを防いでくれるのです。

角型と半円型

雨樋には大きく分けて角型と半円型の二種類があります。以下、これらの違いを解説します。

半円型

半円型の雨樋は半月型と言われることもありますが、どちらも同じものを指します。
今から20~30年くらい前に建てられたお住まいには半円型のタイプが採用されていました。

角型

半円型と比較してデザイン性と機能性、耐久性に優れています。
半円型に比べて深さがあるので流水量が多く確保できる為、オーバーフローと言って雨樋から雨水が溢れ氾濫してしまうリスクを減らすことができます。
また、近年主流になっている角型なら、廃盤になってしまっているものも少ないため、部分補修が半円型に比べて行い易いこともメリットです。

半円型から角型の雨樋へ変更は可能か?

半円型から角型への変更は勿論可能です‼︎
意外と見落としがち、と言いますか目立たないと思われがちな雨樋ですが、半円型から角型へ交換することによって、お家の外装全体の印象がガラッと今風でスタイリッシュな雰囲気に変わります‼︎
カラーバリエーションも豊富なため、和風なお家の場合でも景観を損なわず、ぴったりマッチしてくれます。
施工後のお客様満足度が非常に高い工事のひとつと言えるでしょう。

雨樋の寿命は?

一般的な雨樋は20~25年が寿命と言われます。
見た目や機能性に問題がないように見えても、実は劣化が進んでいる場合もあるのです。

雨樋交換工事の注意点

過去に他社さんで雨樋の全面交換を行なったにもかかわらず、10年足らずで傾いたり外れたりとトラブルが多く発生してしまう。というご相談を受けることが度々ございます。
その原因として最も多く見受けられるのが、雨樋本体のみを交換して、樋をつけるための金物を交換していないというケースです。
役物とも呼ばれるこの樋金物は雨樋本体と同じくらい大切な部材です。
また、雨樋本体と同様に一般的には20年〜25年で錆びたり壊れたりしてくることが多いため雨樋本体とセットで交換することが本来は求められます。
樋金物は交換せずに雨樋本体のみを交換するだけでもパッと見た見た目は綺麗になりますし、費用も安く上がります。しかし、結局は時間差でトラブルが発生し、安物買いの銭失いになることが少なくありません。

修理ではなく、清掃で雨樋の問題が解決することも

お家の環境や築年数によっては、風によって舞い上がった砂や落ち葉等で雨樋が詰まってしまっていることが度々あります。「故障かな?」と思ったら単に詰まっていただけ、というケースです。
ハウスドクターズホールディングスでは、雨樋の清掃も承っておりますので、修理以外の形でも、雨樋のトラブル解決にお役立ちすることができます‼︎
一部補修か全面交換か、清掃でじゅうぶんなのかはお客様一人ひとり、お家一棟一棟によって変わってきます。そんなお客様一人ひとりに最適なご提案とお役立ちができるよう日々取り組んでいますので、まずはご相談から、どうぞよろしくお願いいたします‼︎

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