瓦工事
屋根にはさまざまな種類のものがございますが、大きな括りでは【瓦屋根】と【その他の屋根(スレート屋根や金属屋根等)】に分類されます。
そのため、“屋根工事”のなかでも瓦屋根の施工とその他の屋根の施工とでは必要な技術やノウハウ等も大きく異なるのです。
ハウスドクターズホールディングスでは、瓦屋根の施工には瓦工事専門の職人が対応しますので、高度な技術で納得の仕上がりをお約束いたします。
日本で古くから伝わる瓦屋根の美しさを、私たちはこれからも守り続けていきます。
対応可能な瓦工事
瓦屋根葺き直し工事
葺き直し工事とは、既存の屋根材(瓦)を一旦全て丁寧に取り外して、下地である野地板や防水シート等の交換を行った後、再び元の屋根材(瓦)を設置する工事のことです。
瓦材自体は釉薬で焼き上げている和瓦(日本瓦)の場合50年以上の耐久性を誇りますが、下地である野地板や防水シート等は瓦本体ほどの耐久性はありません。瓦そのものよりも早く寿命が来てしまいます。
野地板や防水シートに穴が空いてしまうことで雨漏りや、地震での瓦の崩れを誘発してしまいます。
瓦葺き直し工事を行うことで、お家の見た目をほとんど変えることなく耐久性を取り戻すことができます。趣のある既存の瓦材や、今のお住まいの外観が気に入っている方は、屋根材を交換せず耐久性をアップできる葺き直し工事がおすすめです。
棟瓦積み直し(取り直し)工事
棟瓦(むね)というのは、瓦屋根のてっぺんや面と面が重なる部分についている、巻物のような形をした部材です。棟瓦には土台として粘土や土、漆喰等が用いられており、この土台が劣化することによって棟瓦の倒壊や雨漏れを引き起こします。
棟瓦の積み直し(取り直し)をおこなうことによって既存の棟の瓦材をそのまま使用しながら、土台のみを新設し直し、棟の耐久性を取り戻すことができます。
︎漆喰詰め直し工事
漆喰(しっくい)とは、消石灰(水酸化カルシウム)を主成分とする建築材料です。日本のお城等の外壁に用いられる他、瓦屋根の部材としては棟瓦の土台部分として使用されます。
瓦屋根のてっぺんや、面と面が重なる部分についている、肝心要の棟瓦。その基礎となる漆喰は瓦屋根のなかで最も早く寿命が来てしまいます。
既存の漆喰部分のみを全て解体して、新しい漆喰を詰め直す漆喰詰め直し工事は棟瓦のメンテナンスとして非常に有用ですが、既存の棟瓦の状態が著しく悪い場合行うことができません。仮に行えたとしても付け焼き刃の工事になってしまう可能性があります。
ハウスドクターズホールディングスでは棟瓦を含め、既存の屋根外壁の状態ではどんな工事が行えるのか、どんな工事でじゅうぶんなのかを専門家がお客様の声を聞きながら丁寧にご説明、ご提案いたします。
瓦の一部差し替え等メンテナンス工事
屋根工事イコール大掛かりな工事というイメージの方も多いでしょうが、屋根トラブルの原因は以外とシンプルであるケースも多く存在します。問題が起こった後すぐに対処したり、定期的な点検やメンテナンスで問題が起こる前に対処をしておくことが肝要なのです。
ハウスドクターズホールディングスでは瓦工事の無料相談も承っております
瓦工事は伝統的な技術と専門知識を必要としますが、近年一部の悪質業者による、必要のない工事や間違った手法での工事など、瓦に関する不正、トラブルが全国的な問題になっています。
私達ハウスドクターズホールディングスが手掛けさせていただいている現場の周辺でも、明らかな不正工事にあってしまった瓦屋根のお宅をしばしば見かけ胸が痛くなります。
お施主様一人一人の求めていることは違うため、お家のメンテナンスに杓子定規的な正解はありませんが、その方その方の正解を探し出し、ご提供するのが我々プロの仕事です。
リフォームで失敗してしまう方が一人でも減ってくださるように、リフォームを通じて笑顔になってくださる方が一人でも増えてくださるように。ご相談だけでもお待ちしております。